「歴女」じゃなくて楽しめる!新選組ゆかりの地をめぐろう

  • 2016/8/8

最近ではアニメ・ドラマなどの影響で歴史好きの女子「歴女」が増えていますが、「歴女」じゃなくても楽しめるのは「新選組」ゆかりの地ではないでしょうか?日本の歴史が大きく動いた幕末に活躍した幕末のヒーロー達に想いを馳せてめぐってみましょう。

1、壬生屯所旧跡・八木邸
1863年に江戸から将軍警護の目的で京に来た浪士隊は壬生村に到着します。しかし、発起人である清河八郎の真の目的「浪士達を幕府から切り離して尊王活動に利用する」事を知った浪士達は清川の考えに反対し、京に残ることにしました。これが新撰組のはじまりです。八木邸には新選組の中心人物である近藤勇・土方歳三・沖田総司など13名が約3年間暮らしていました。
邸内には新選組局長・芹沢鴨が暗殺された際にできた刀傷があり、実際に見学することができます。ガイドの話を聞きながら見学できるので知識が深まりますよ。見学が終わったら隣接する和菓子屋・鶴屋でお茶と屯所餅をいただきましょう。屯所餅は京野菜・壬生菜を刻んで入れた餅に大納言小豆を包んだ和菓子で、土産に購入することもできます。

2、壬生寺
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屯所である八木邸のすぐ近くにある寺で、新撰組の隊士は境内で武芸の稽古や大筒の訓練をしていました。近藤勇が壬生狂言を鑑賞したエピソードが残っています。境内にある壬生塚に近藤勇の胸像や、芹沢鴨・平山五郎など隊士達の墓があります。
また毎年7月16日の池田屋騒動の日には、新選組隊土等慰霊供養祭が開催されます。新選組同好会による池田屋事変記念パレードが見ることができるので、歴女にはたまりませんね。

3、新選組屯所・旧前川邸
1863年から約2年間、八木亭とともに新選組の屯所として使用していた屋敷です。現在は個人宅であるため一般公開はしていませんが、土日祝には玄関先で新選組や幕末関連のグッズを販売していますよ。邸内を移した絵葉書など、ここでしか購入できないグッズもあるので見逃せませんね。新選組の総長・山南敬助が切腹した時の部屋を毎年3月の山南忌の時に見ることができますよ。

4、池田屋騒動之址碑
新選組の名を知らしめた池田屋事件の跡地で、三条木屋町の西側にあります。ピザ屋・ファストフード店・居酒屋・パンチコ店と次々と姿を変えていましたが、現在は「海鮮茶屋池田屋はなの舞」という居酒屋になっています。尊王攘夷派の京都焼討計画を察知した新撰組が密議中の池田屋を掃討した事件で、20名以上の志士を捕縛しました。

5、京都御苑
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京都御苑にある蛤御門は禁門の変の最大の激戦地となりました。門の梁には当時の弾跡は残っていて、戦の激しさをうかがえます。池田屋事件、禁門の変を経て、新撰組の名声はどんどん高まっていくことになりました。京都御苑はとても広いので歩きやすい靴で散策してくださいね。京都御所の中を参観したい方は事前にはがきやインターネットで手続きをしておきましょう。

6、西本願寺
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1865年、壬生が手狭になってきたため、西本願寺に屯所を移すことになります。新選組はここで約2年間過ごしました。西本願寺境内にある太鼓楼には隊士の刀傷が残っているとか。が残っています。近年、西本願寺の文書から土方歳三の名前が入った記録が発見されたため話題になりました。

7、霊山歴史館(りょうざんれきしかん)
幕末・明治維新の時期について知りたい方におすすめのミュージアムです。新撰組や坂本龍馬などに関係する品を5000点所蔵していて、その中から常時100点を展示しています。25分の1サイズにした池田屋事件の模型や新選組の袖章など、興味深い展示がたくさんありますよ。

上記で紹介したのはごく一部で、新選組ゆかりの地はまだまだたくさんあります。実際に自分の足でまわってみれば、ますます歴史が好きになりますね。

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