自宅でのヘアケアにプラスアルファ「なんちゃってヘッドスパ」
- 2017/9/22
美容雑誌などでも最近は特集が組まれるようになったヘッドスパですが、実際にはどんな効果があるかを知っている人はなかなか少ないのではないでしょうか?
ヘッドスパは比較的新しい言葉であり、元の言葉はヘッドマッサージになります。
これは硬くなった頭皮をマッサージし、柔らかくすることで毛細血管などを拡張し、血行を良くすることなどが目的になります。では、頭皮をマッサージし、柔らかくなるとどんなメリットがあるのか?になります。
<毛細血管を拡張するとこんなところが変わってくる>
頭皮のマッサージ後に最初に感じやすいものは「体温の上昇」になります。血行不良が緩和されてくると体温上昇、疲労回復、細胞の活性化なども活発に行われるようになり、頭皮の活性化にも繋がります。
頭皮の活性化は毛髪自体を抜けにくくしてくれるほかに、毛穴からしっかりと栄養を摂取することができるので毛髪自体もしっかりとしたものになりやすくなります。
また、頭皮は末端の一角でもあり、頭皮を柔らかくすることで全身の血流を向上させることにも繋がり、老廃物の排出なども促しやすい効果を期待することもできます。老廃物をきちんと排出することで全身の皮膚組織の入れ替わりなどにも繋がりやすくなり、肌そのものを新しくする動きと入れ替わりを促す効果も得やすくなります。
<毛穴を奇麗にすることでこんなにも違いが出てくる>
ヘッドスパでは毛穴のクレンジングもセットになっていることがほとんどです。これは毛穴を綺麗にすることで様々なメリットが生まれることにも繋がります。
毛穴に皮脂や汗などの塊が詰まっていることで、毛穴は小さくなってしまいます。毛穴の中に老廃物がある状態は、毛穴の中で炎症を起こしやすくなり、頭皮はもちろんですが毛根などにもよくない影響を与えやすくなってしまいます。
また、毛髪は毛穴の大きさに添って生えてきます。
つまり、毛穴が詰まった状態の小さな穴の場合は細い毛髪が生えやすい条件と考えてもいいでしょう。ヘッドスパなどで毛穴の汚れをしっかりと取ることでこの毛穴の大きさを本来のものに戻すことが可能であり、毛髪そのものを向上させていくことにも繋がります。
育毛剤などを使用するにもこの毛穴の大きさは非常に大事なものになります。
毛穴が綺麗であることと、頭皮がやわらかいことはセットになっていることがほとんどであり、頭皮のケアは美容の面から見ても非常に大事になってきます。
【自宅でのケアにおススメのアイテムはこれ!】
自宅での頭皮ケアにおススメになるアイテムは「スカルプブラシ」になります。これはサロンやショップのバスコーナーなどでも購入することが可能であり、普段のシャンプーのときにとりいれることで自然にヘッドスパの疑似体験ができる部分がおすすめポイントになってきます。
スカルプブラシはシリコンなどで出来ていることがおおく、ブラシの先端が頭皮を刺戟しながら毛穴の汚れなどもかき出す動きを行ってくれます。
髪の毛が絡まりやすい人なども、スカルプブラシを使用することで必要以上に毛髪が抜けることなどを防ぐのにも繋がります。
毛髪は1日に100本前後は自然に抜けるものですが、絡まりやすい髪などは本来抜ける必要のない毛髪まで巻き込んで抜けてしまうことも珍しくありません。
スカルプブラシは生え際から襟足に向かってブラシを滑らせるだけでよいので、自分で洗いにくい場所などにもしっかりとブラシが入り、洗い残しなども防いでくれます。
ブラシの先端が毛穴の中の汚れをかき出してくれるのでクリアーな毛穴を作りやすくなることや、頭皮のクレンジングトリートメントなどを利用する際にも毛穴の中までしっかりと浸透させることができます。
頭皮ケア用のシャンプーやトリートメントを併用することは確かにおススメですが、スカルプブラシを導入することで手持ちのシャンプー剤などをそのまま利用することもできるので無駄なくヘッドスパ体験を自宅で行うことができます。
この際にもっと効果を高めたいと感じた場合はプラスアイテムとして頭皮ケア用のシャンプーなどを追加していくことでより自分にあったものを準備することにも繋がります。
<ヘアケアの基本は頭皮から>
ヘッドスパを自宅でもできるようにすることで美容面には大きなプラスが働きます。女性にとっての髪の毛は大事なものであり、その根っこになる部分が頭皮のケアになります。
ヘッドスパというと難しく見えがちですが実際のところは毎日のバスタイムに導入できるものであり、ケアを日常の中に取り入れやすい部分の一つといってもいいでしょう。
スカルプブラシやシャンプーブラシをプラスするだけでできるケアの一つであり、お財布にやさしく多数の効果を得ることができるのがヘッドスパとスカルプブラシと言ってもいいかもしれません。
ケアの基本は継続になります。日常の中に導入できるものが最も効果を出しやすいと考えてもいいかもしれません。