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子どもの苦手な粉薬どうしてる?
- 2015/5/15
小さな子どもは病気をするものです。そうやって免疫をつけていくわけですから、病気をするのも子どもの仕事のうちですね。かといって子どもの病気は親にとって心配でもあり大変でもあります。大人なら薬を飲んで眠れば治るような病気でも、子どもにとってはまず薬を飲むのが大仕事。水薬ならまだしも粉薬となると、むせる吐き出す泣きだすと、余計具合が悪くなったりします。さて皆さんどんな工夫をしているのでしょうか。
○粉薬用のゼリー
これは市販のゼリーでもよし、普通に売っているゼリーでもできます。ただお薬用のものは添加物が薬の邪魔をしないよう配慮されているので、ゼリーを使うならやはり専用のものを使うほうが安心でしょう。ゼリーに薬を混ぜるのではなく、ゼリーで薬を包むようにすれば、スプーンからつるりと飲んでくれることが多いようですよ。
○オブラート
いつからあるのかわからないくらいのロングセラー商品がオブラートです。ここで裏技になるのは、オブラートに包んだものをそのまま飲ませるのではなく、スプーン1杯の砂糖水やジュースの上に浮かべて一緒に飲ませることです。オブラートそのままでは角がイガイガしますし、袋が破れればむせるか泣き出すかしかありません。柔らかくなれば飲める子は結構いるようです。
○氷にする
水やジュースに混ぜてそのまま製氷皿で凍らせます。冷たくなると苦みがわかりにくくなるため、そのまま食べるというか、飲んでくれことが多いようです。熱の高い時には氷がおいしく感じられますし、水分も取れるので一石二鳥ですね。ただジュースで作るときはかえって苦くなる場合があるので、お医者さんにきちんと訊いてからにしてくださいね。
○アイスやジャムやチョコレート
これもかなり一般的です。甘みで薬の味が消されてしまうので、かなり飲みやすいです。子どもの好きな味で試してみてください。どれを使うにしてもよく練って、苦みの塊ができないようにしましょう。
○練乳
普通に売っている練乳は、かなり苦い薬でも飲めるアイテムです。ゼリーがダメ、アイスがダメ、ジュースがダメといった子どもでも、練乳なら飲むことが結構あるとか。もしもいろいろ試しても飲んでくれないなら、是非試してみてください。
○のりの佃煮
子どもはみんな甘いものが好きと思われがちですが、甘いものが苦手な子どももやはりいます。そんな子には最終兵器のりの佃煮です。市販のビン詰めのものがありますよね、あれのひとすくいにお薬を混ぜて、そのまま食べてもらえばいいのです。チョコレートよりおせんべい、ビスケットよりスルメが好きといった、渋い目の子どもにおすすめです。
子どもの病気は親も消耗するものです。子どもの辛さはもちろんですが、少しでも親の負担も減らせるように、この記事が役に立てば幸いです。