GWはインドア派!?時間があるからこそ‘読みたい’本!
- 2015/6/3
GW…「出掛ける予定なんてナイ~!」という人!賛成です!笑
思う存分、だらだらのんびり過ごしましょう!そんなアナタに、オススメの「だらだらのお供」をご紹介♪
こんな時だからこそ、ゆっくり本が読めますね。古い本も新しい本も、色んな本を読んで自己啓発!充実した時間を過ごしたいですね♪
・東野圭吾 『さまよう刃』
ミステリー好きな私は、東野圭吾ファン。彼の本は大概持っていて読みまくっていますが、この本は怖かった。面白いと言う以上に、恐ろしいと言う以上に、怖かったです。人って最後には究極こうなるんだな、と。
残酷だからこそ、許せない。けれど、許さなければならない。同じように仕返しすることは解決にならないから。それでも、やっぱり「許す」なんてことは不可能で…。許すとは?許さなくても受け止めねばならない難しさは、決して誰にでも分かることではなく…。
この本だけは、怖くて途中で読み止めることができなくて、徹夜して一気に読んでしまいました。韓国でも映画化され、とても反響があったようです!是非、一度読んでもらいたい一冊です。
画像出典:http://samayouyaiba.net/
・アガサ・クリスティ 『オリエント急行殺人事件』
これは世界的に有名な作品ですよね。アガサはポワロシリーズが好きで、幼い頃からTVでも見ていてオープニングテーマも印象的でした。
この作品は面白いのですが、読み始めは何と言っても登場人物がなかなか覚えられない…というのも「○○伯爵、○○大佐、○○夫人…」がたくさん出てくる。日本人には馴染みのないネーミングですよね。
アガサを読んだことのない人は、ミステリー内容も斬新なので一読の価値ありです。
・宮本輝 『花の降る午後』
文庫本の中では分厚い方ですが、ベッドでごろごろしながらサラ~っと読めちゃう一冊です。
宮本輝も好きな作家の一人でほとんど全て持っていますが、自然の風景を想像しながら、描き出される人間模様を観察するのが楽しい小説が多いです。
たまに人間のとてもナチュラルな感情にドキリとするのも心地よい刺激となります。
・村上春樹 『ふしぎな図書館』
村上春樹ファンは多いでしょう。私も影ながらの小さなファンの一人です。
今回は私が佐々木マキの絵が好きということもあって、この一冊。絵本のような雰囲気でサラサラ読んで、ざっと理解したいのに、村上ワールド特有のなんだか難解な一冊。絵ともマッチして、不思議なイメージがより一層もっと具体的な不思議になる…とでもいう一冊。
私が一番好きな『TVピープル』は何回読んでも好きなまま。分からないのに嫌いにならない。TVピープルという理解不能な存在が、変わらず好きでいさせてくれる。この一冊も是非読んでみてください。
・太田英基 『日本がヤバいではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』
こちらは私が海外で読んでいた本。刺激も受けたし、そんな考え方もあるかー!と参考にしたり、私はこうしたいな!と別案が浮かんだり…。日本は本当に小さな国で、でも他国にはないエネルギッシュな一面を持っている国民でもあるし、頑固で優しい国民性でもある。
確かにまだまだ閉ざされた国とも言えるし、たとえどこで活躍しようと他国を知ることは自国や自分を知ることにも繋がるので、どんどん海外に飛び出ていきたいと改めて思う一冊です。
本って、人それぞれ好き嫌いや賛否両論、相性みたいなものがあるので、これはあくまで私のおすすめの本ですが、本は財産だと思うので、色んな本を読めば新たな価値観が生まれたり、自分には今までなかった感情が芽生えたり、気にもしなかったことが気になり始めたり…。
種々様々な本を読んで、色んな経験をして、どんどん感性を育んでいきたいですね!!