ストレスに負けない!モチベーションを維持するテクニック
- 2015/6/1
毎日の仕事、家事、育児。
ふと前を見ると、疲れることが続いていくだけの人生では……
そんなふうにネガティブに思えてやる気をなくしてしまう。
誰にでもあることだと思います。
心がネガティブに傾いてもモチベーションを失わないために、誰にでも簡単にできる5つの方法をご紹介します。
【フェイシャルフィードバック】
人は嬉しければ喜びの表情になり、悲しければ悲しい顔をします。
しかし、喜びの表情をしていれば、心がポジティブになり、つまらなそうな顔をしているとネガティブになってくるということも知られています。
このことをフェイシャルフィードバックというそうです。
失敗して落ち込んだとき、つまらない仕事をしているとき、本当につまらない顔や失敗を恐れた難しい顔をしていると、ネガティブになってうまくいかないものです。
逆に笑っていれば、なんだかポジティブになってきます。
うまくいかないときは、笑顔になって、気持ちから変えていくのがよいのです。
【仮面の効果】
人はいくつも「仮面」を持っています。この「仮面」とは相手や状況によって、態度や表情、話し方を変えていくことです。
「仮面」をかぶることによって人は深層の自分を隠し、守っているのでしょうね。
これは一見本心を隠しているだけのようにも思えますが、社会から期待される役割をまっとうするには大切なことです。
「仮面」が強すぎると自分を見失っていくことになりますが、意識的に「仮面」を選んで状況に合わせていくことで、無意味な衝突や葛藤を避けることができます。
【現実に逃避する】
現実から逃避するというのはよくありますが、じつは現実に逃避する場合もあります。
よく悲劇的な状況に陥った女性が自らを悲劇的に演出している姿を「悲劇のヒロインぶっている」などといいますが、それは悪いことでしょうか?
もしも「悲劇のヒロイン」ぶらなかったら、本当に可哀想な人になってしまいます。
その状況を、逆によりその状況らしく自分自身を追い込むことによって、心までそうなってしまうのを防ぐのです。
忙しいときには「あー忙しい」と心のなかで何度もつぶやき、忙しくしている自分を装えば、イヤになることを防げるかもしれません。
【自己暗示】
「自分にはできる」と言い聞かせることによって、自信を取り戻し、モチベーションを維持します。
これはモチベーションを上げていくための基本だと思いますが、より客観的に、もうひとりの自分から本当の自分へのアドバイスという形にするのがよいといわれています。
つまり、「あなたなら大丈夫」「おまえだったらできるよ」というふうに二人称で自分に語りかけるのです。
【制服効果】
制服着ていると、人はその人物になりきってしまうということがよくいわれます。
アメリカのスタンフォード大学で行われた、一般人を囚人役と看守役にして、その効果を見ようとした実験が有名ですね。
看守役は本来の自分を超えて看守らしくなり、囚人役は同様に囚人らしくなっていき、ついには看守役による暴力がはじまって実験は中止されました。
このように人は与えられた役になろうとするものです。
ですから、服装やメイク、アクセサリーで理想の自分、できる自分を演出することは、ポジティブに生きていくために大切なことなのです。