名古屋港水族館 あなたはシャチ派?ペンギン派?
- 2015/10/9
愛知県名古屋市にある名古屋港水族館では、魚類のほか、シャチやイルカなどの大型生物、ペンギンやウミガメなどの展示を行っています。ダイナミックなシャチやイルカのショーを楽しむも良し。ペンギンの愛くるしい動きを眺めに行くも良し。お天気を気にする必要も無い水族館、今度のお休みに出かけてみませんか?
■南館で5つの海をたどる旅
南館の展示テーマはロマンたっぷりです。名古屋港に係留されているかつての南極観測船ふじ。ふじが南極への過程でたどった「「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」の5つのエリアが展示されています。
・南極のアイドル、ペンギン
南極の環境を再現したペンギン水槽。陸地と水中が一度に観察できる水槽になっています。陸上では愛らしい姿でヨチヨチ歩いたり、ピョンピョン跳ねたりしているペンギンたちが、一度水中に潜れば弾丸のようなスピーディで綺麗な泳ぎを見せてくれます。目が離せなくなる彼らの姿に、子ども達も夢中に。水槽の前から動かなくなってしまうかもしれませんが、大丈夫。水槽の前には階段状の座席があります。子どもが満足するまで、大人もゆっくり寛いで待っていられます。
・圧倒的な華やかさ、サンゴ礁大水槽
南館の1階から3階までを貫く巨大水槽がサンゴ礁大水槽です。グレートバリアリーフをモデルとしているだけあって巨大で華やかなサンゴ礁を、底面・側面・上面の3方向から楽しむことができます。熱帯特有のカラフルな魚達が、彼らのオアシスであるサンゴ礁を泳ぎまわる姿はまさしく楽園。子ども達も、こんな海に行ってみたい、潜ってみたいと興味を持ってくれるかもしれません。3階からは太陽光が降り注ぐ設計なので、天気のいい日には一段と輝く海が堪能できます。
・触ってみよう、タッチタンク
愛知県周辺の身近な海の生き物が展示されているタッチタンク。ヒトデやナマコ、ヤドカリなどに触れることができます。実際に触れてみることで初めてわかる重さや、感触。触れ合いを通して子ども達が知ることはたくさんあります。始めはちょっと恐いかも?スタッフにアドバイスを受けたり、パパやママがお手本を見せてあげたりするといいかもしれません。
■北館で出会う、海で生きる哺乳類
北館の展示テーマは「ふたたび海へもどった動物たち」です。生命誕生からの35億年の間、海から陸へとあがった哺乳類の一部が、再び海で生きることを選びます。クジラに代表される彼らの仲間、シャチやイルカに北館で会うことができます。
・海の王者、シャチ
海ではクジラさえも襲い「海の王者」とも言われるシャチですが、知能も高く、人懐っこい性格をしています。名古屋港水族館では水槽のガラス越しにお客と遊ぶ姿も見ることができます。シャチプールは2階、3階に繋がっており、プールの上から泳ぐ背を見ることも、目の前で泳ぐ水中の姿を見ることもできます。ガラス越しでも目があったら嬉しいですね。また、公開トレーニングも行っています。ダイナミックなジャンプや、陸上に上がった迫力ある巨体、トレーナーとの息のあった芸などシャチの魅力を存分に楽しんでください。
・海のカナリア、ベルーガ
ベルーガはシロイルカとも呼ばれ、子どもの頃は灰色ですが、成長につれて真っ白な体になります。背びれのない独特な体つきをしており、優雅な泳ぎを見せてくれます。頭が上下左右に動かすことができるので、お辞儀のようなかわいい仕草を見られることも。遊び好きな性格で、水中でバブルリングを作ったり、様々な音を出してコミュニケーションをとったりしています。この綺麗な音声から「海のカナリア」と呼ばれています。公開トレーニングではボール遊びをする可愛い姿も見られます。可愛いもの好きなら必見です。
・天気のいい日は、しおかぜ広場
芝生の広がるしおかぜ広場は海が目の前。潮風を感じながら、名古屋港の景色を一望することができます。天気のいい日には芝生でお弁当を食べるのも楽しそうですね。ベルーガとペンギンのレリーフも飾られています。子どもと動き回る動物を一緒に撮影するのはなかなか難しいですよね。レリーフなら子どものかわいい一枚を撮るにはもってこいです。思い出の一枚、記念撮影スポットにいかがでしょう?
名古屋港ガーデンふ頭では、水族館以外にもショッピングや食事が楽しめたり、展望台に登ったりすることができます。海洋博物館や係留されている南極観測船ふじなどの施設もあり、お得な施設共通の入館券があります。名古屋港ガーデンふ頭で1日遊び尽くしてみるのはいかがですか?