心洗われる 素晴らしき芸術の世界への誘い

  • 2016/11/30

世界では観る者に感動を与える素晴らしい絵画が星の数ほど存在します。
そしてその絵画の一つ一つに画家の想いや巧みな技術が盛り込まれているのです。
知れば知るほど楽しくなる 絵画の世界へ誘います。

ミレー

南仏バルビゾンで農民の姿を描いた19世紀の人気フランス画家

晩鐘
アンジェラスの鐘が鳴り響くと バルビゾンの老夫婦は祈りを捧げた
1855年~1857年

バルビゾンの馬鈴著畑で農作業をする夫婦が、教会から聞こえる夕刻のアンジェラスの鐘に合わせて祈りを捧げています。アンジェラスとはラテン語で『エンジェル、天使』の意味があります。具体的には、神の言葉を伝える天使ガブリエルを指します。アンジェラスの鐘を聞いたキリスト教徒は、胸の前で手を組み、目を閉じて聖母マリアに祈祷を捧げるのです。

ルノワール

温かく優しい温もりと親しみやすい画風が人気の画家

シャルパンティエ夫人とその子供たち
1878年

この絵画は後にルノワールの有力な支援者となった若き著名な出版業者であったジョルジュ・ショルパンティエ夫人とその子供らを描いた作品です。暖かみのある暖色を多用した家庭的な暖かみのある雰囲気が人気の作品です。ルノワール独特な闊達な筆触による夫人や、ニューファンドランド犬と、子供たちの描写は、非常に繊細で優美であり、観る者に幸福で家庭的な温もりを感じさせてくれます。

クロード・モネ

印象派を代表する『光りの画家』

散歩、日傘をさす女性
1875年

当時のモネの妻であるカミ―ユ・ドンシューと傍らに寄り添う息子ジャンを描いた作品です。観る者がこの二人を見上げるように描いたこの作品の最大の特徴は、逆光と風の中のカミ―ユのおぼろげな表情です。カミーユの顔にかかるヴェールが自然の風で靡く瞬間的な印象性を描き出すことによって、草原に立つ女性を観る者は面影として捉えるため、強く心に残り、神秘的にも感じるのです。

フィンセント・ファン・ゴッホ

27歳からデッサンの勉強を始めた遅咲きの天才画家

星月夜
1889年

ゴッホが神経発作のため神経病院に入院していた時に描いた晩年期の傑作です。ゴッホが星降るような空を創造したいと描いたこの作品は渦を巻く暗雲や、その中で光りを放つ月の表現は観る者に強い印象を与えます。本作でゴッホは本来の静寂に包まれた闇夜を描くのではなく、自身のエネルギーを発散するかの如く、黙示禄的な印象を抱かせる激情に溢れた夜を描いたとしています。

世界中で絶賛される絵画の魅力は、巧みな技術だけでなく画家が描く絵画への想いが詰まっているからなのでしょう。

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