- Home
- LIFE-STYLE, コラム, 健康, 生活雑学
- 布団屋さんが教えてくれた 種類別のお手入れ方法&豆知識
布団屋さんが教えてくれた 種類別のお手入れ方法&豆知識
- 2016/1/7
寝具にも獣毛や、コットンなど種類が沢山あって選ぶのに迷ってしまいます。
ですが寝具それぞれの特徴を理解しておけば選ぶ基準にもなるし、自分の寝具の適切なお手入れ方法もわかるので長持ちします。
掛け布団の種類別のメリット&デメリット
綿【コットン】
メリット
繊維に撚りがかっており、弾力性、保温性がとてもよく温かいです。また、吸湿性も優れていて、打ち直しも可能な寝具です。
デメリット
放湿性が若干低いので週に1~2回程度、日干しをして布団を乾燥させる必要があります。乾燥させないと、湿気を含むのでへたりやすく、重くなります。
合縫【ポリエステル】
メリット
軽く、保温性があり、弾力性もあります。また、埃が出ないのでとても衛生的で喘息や鼻炎などのアレルギー体質の方にもおすすめの寝具です。
デメリット
吸湿性が劣るので一週間に一回は日干ししましょう。
羊毛【ウール】
メリット
保温性が高く、吸湿性、放湿性にも優れています。また、弾力性も難燃性もあります。使い心地は蒸れがなく爽やかです。
デメリット
弾力性はあるがへたってしまうと回復しにくいです。ポリエステルなどよりは湿気に強いですが、湿気でへたらないように一週間に一回は日干しをしましょう。あと、保管時の虫食いには注意が必要です。
羽毛【羽根】
メリット
素材が羽根の為、軽くとてもふわふわしています。そして保温性にも優れています。他の寝具に比べると吸放湿性に優れているため、日干しは一か月に一回くらいのペースでOKです。
デメリット
保管時に、虫食いに注意が必要です。
真綿
メリット
保温性にも優れていて、肌沿いもとてもいいです。
デメリット
保管時に、虫食いに注意が必要です。
敷布団の種類別のメリット&デメリット
綿【コットン】
メリット
保温性がよく、吸湿性にも優れている寝具です。弾力性、安定感が抜群なので底つき感がなく、下を冷たく感じにくいです。
デメリット
放湿性が若干劣るので、こまめに日干しをして乾燥させる必要があります。乾燥をさせないと、重くなりやすく、へたりやすくなってしまいます。
羊毛【ウール】
メリット
保温性、吸湿性にも優れています。弾力性もあります。薄いので収納性があり便利です。
デメリット
弾力性があるが、へたると回復しにくいです。保管時は虫食いに注意が必要です。
布団屋さんが教えてくれた寝具の豆知識
【敷布団には敷きパットをつけると保温性が高まる】
敷布団は湿気を吸いやすいため冷たくなりやすいです。下が冷たいといくら上を温かくしていても温まるのに時間がかかってしまうし、布団に入った時のひんやり感も不快です。羽毛の敷きパットを敷布団の上に被せることで両面から身体を温めることが出来るので即効で温かくなります。それに、敷パットなら布団と違って手軽に洗えるのも魅力です。
【羽毛布団の場合は毛布が上の方が保温効果が高い】
羽毛布団が本来持つ吸湿性を失わず、保温効果が高められるからです。なので羽毛布団が直接自分の身体にあたり、その上に毛布をかけましょう。
【布団は布団たたきで叩かず、掃除機を使う】
布団の側地や中綿を傷めてしまう原因になるので布団は叩かないようにしましょう。埃やダニが気になるのであれば今は布団専用の掃除機もあるので、そちらを使用しましょう。
【布団の干す時間は一時間で十分】
布団を干す時間は一時間程度で大丈夫です。布団は日のあたる場所が殺菌されるので30分後に裏返しにして両面天日干ししましょう。ちなみに日差しの強い夏は布団を傷めやいので、日差しの弱い午前中に干しましょう。
布団の専門店に行くと色々なことを教えてくれて自分にあった寝具をおすすめしてくれます。
通販などで手軽に買うのもいいですが専門店に行けばより満足の出来る買い物が出来ますので是非、ご利用してみてください。