ゴールデンウィークは、有楽町でクラシックを聴きましょう
- 2015/4/16
映画や旅行だけがゴールデンウィークの楽しみではありません。
毎年、ゴールデンウィークに、有楽町駅を降りてすぐに位置する東京国際フォーラムをメイン会場として開催されるイベントがあります。
その名は、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭。
クラシック音楽を生演奏で、安価または無料で楽しめるイベントです。
東京国際フォーラムって、前を通ったことあるけど、閑散とした場所ですよね?と思ったあなた、行ってみたらきっとびっくりしますよ。
クラシック音楽をもっと身近に、楽しんで聴いてみたいという人々が毎年50万人近くも訪れるという熱いイベントです。
今年のテーマは、「passions パシオン~恋と祈りといのちの音楽~」
「クラシックの音楽祭なんて敷居もお値段も高そう」と、躊躇してしまってはもったいない。
広場では、無料で生の演奏を聴ける無料コンサートが、日に何回も開催されています。
そして、フルオーケストラの演奏が、なんと1500円からで鑑賞できるのです。そのかわり、演奏時間は45分程度と短くなっていますが、気軽に鑑賞できるのが魅力です。
オーケストラだけではなく、ピアノのソロコンサートに弦楽器、フルート、声楽など、8か所のホールの大きさに合わせたコンサートが行われます。
出演するアーティストは、各国からなんと2000人以上、計300公演以上ものコンサートが開催されます。
リーズナブルなお値段なので、朝から夜までコンサートをはしごする人も多いそうです。
まだまだこれから売り出そうという若い演奏家も多く、お気に入りのアーティストを見つけるチャンスでもあります。
その中でも、イケメンアーティストをピックアップしてご紹介しましょう。
セルゲ・ツィンマーマン ヴァイオリニスト 1991年ドイツの音楽家一家に生まれ5歳からヴァイオリンを始める。
レミ・ジュニエ ピアニスト 2013年20歳でエリザベート国際コンクール2位。
福間洸太朗 ピアニスト 1982年東京生まれ。2003年クリーヴランド国際コンクール優勝。
福間さんはご存じの方も多いかと思いますが、この三人は演奏もすばらしいので大注目です。
その他にも、これから有名になるかもしれないアーティストがたくさん来日します。
ただ、人気の演奏家のコンサートは、すぐにsold outになってしまうので、前売りチケットを確保することをおススメします。
このイベントのもう一つの魅力は、広場に並ぶ十何台ものキッチンカーが圧巻の屋台村。
エスニック料理やピザ、カレーにタイ料理、ケバブにハッシュドビーフなど、食欲をそそるおいしそうな料理がテイクアウトで楽しめます。
ビールにワインなど飲み物も豊富。
テーブルとイスもたっぷり用意されており、ちょっとしたカフェのテラス気分で楽しめます。
無料コンサートの時間に合わせて席を確保すれば、アーティストの生演奏を聴きながら、ピザをつまみにワインをいただく、なんておしゃれなシチュエーションも可能です。
コンサートのチケットがなくても、無料で楽しむことができるのはうれしいですね。
2015年の開催日は、5月3日(土)4日(日・祝)5日(月・祝)の3日間。映画にでも行く感じで、気軽に訪れてみてはいかがですか?