健康的なダイエットで心も体も軽やかになった私
- 2017/1/30
多くの女性は常にダイエットのことを意識しながら生活している。私もそのうちの一人だ。ネットで検索してはそれを少し試して止め、他の方法をまた探しての繰り返しであった。特にやることもなく家にこもっていると、お腹は対してすいていないのに何か口にしたくなってしまう。気付いた時には予定よりも多く食べ過ぎている。体重を落とす一番簡単な方法は食べないことである。当然何も口にしなければ増えるものもない。それは困難である。ましてや私のように、多くの人は食べることが好きである。それを強制的にやめることは逆にストレスになり、暴食に走ってしまう可能性もなくない。そうなると、方法として食事の内容や時間帯を気にすることで変化をもたらすことができるだろう。また、ただ体重が軽く、そして細くなっただけの、メリハリや筋肉のない体は健康に良くなく、見た目も魅力的ではない。ある程度の運動はやはり必要である。
私は今から一年前、ストレスで食べ過ぎてしまい、3か月で6キロもの体重の増加があった。もともと極端に細い体系だったわけではなかったが、さすがに6キロの重さは私の見た目を変貌させた。見た目だけではなく体力的にも変化があった。食べ過ぎただけではなく、外に出て運動をすることもなくなってしまったからだ。歩くときに太ももの脂肪が気になり、歩くスピードも以前より遅くなったのを感じた。自分でも肥えたことを悟り、久しぶりに会った友達も、言葉では直接言わないものの、私の変化に気付いたことを私は感じ取れた。とても恥ずかしいと思った。また、一番の衝撃は写真を見た時である。写るのが怖くなった。このままでは増える一方で、その先に行ったらもう戻れなくなってしまうと分かり、ダイエットを始めた。私が取り入れて効果的だったと感じるダイエット法を、食事と運動に分けて紹介したい。効果は人によって異なるが、一つの方法として参考程度に見てほしい。
①食事
それまで食べていた量をいきなり減らすのは正直無理である。満腹感がないまま寝ると、その分を翌朝に摂取したくなる。そのため摂取量を抑えるよりも先に、食事をする時間を変えてみた。ネット上で話題になっていた8時間ダイエットである。一日のうち8時間の間に食事をし、16時間は胃に何も入れないようにする。もちろん水分は摂ってもよい。時間をきっちり決めることによって、食べたくなってもまた次の日の何時には食べられると自分に言い聞かせることができ、我慢することができた。こうやって見てみると、頭の中が常に食べ物のことでいっぱいだったことが分かる。恐ろしい。おそらく夢中になるものを別に見つけるというのも、食べ物から遠ざかるのに効果的だと思われる。
また一回一回の食事を、時間をかけてよく噛んで食べるようにした。現在でも無意識に30回カウントしている。食べ物を、胃を満腹にするために摂取するのではなく、そのものを味わって食事を楽しむという思考に変えた。そうすると自然と少量でも満足できるようになった。
食事の中身としては量を変えただけで食事内容はあまり変えず、米も肉も食べた。ただしフルーツやヨーグルトは毎日摂取するように心がけた。ダイエットする際バナナが一番効能や満腹感の面から推奨されるが、私は好きではなかったため、オレンジやブドウ、キウイ、リンゴなどを主に食べていた。また、最初にスープを飲むことによって満腹感を得るようにした。授業と授業の間の間食は無塩ナッツを食べた。お菓子はもともと食べなかったので制限することに問題はなかったが、食べたいときは少量をゆっくり食べた。
②運動
重くなった体で運動をすることは極めて辛く、面倒である。そのために外に出るのも面倒であった。そんなときネットで見つけたのがスクワット3か月チャレンジである。確かにスクワットは下半身を鍛えるのに効果的な運動だということは知っていた。しかしそれをすることさえも面倒であった。しかし注目すべきは3か月という期限が設置されていることだ。1日ずつ回数を増やしていき、それもその回数を朝と夜に分けてやっても良いという無理なくできる内容だった。試してみるだけやってみようと思い、始めた。結果を先に言うと、効果は目に見えて分かった。足の筋肉が鍛えられたことによってお尻が引き締まった。効果は始めてから2週間くらいには徐々に出てきた。継続は難しいが、3か月はやると決めたのでとりあえず続けた。それは現在でも継続している。
しかしスクワットだけでは運動が足りないのは分かった。長い間汗をかかない生活を送っていたため、汗をかきたかった。スクワットの効果が見え始めたころ、やる気も出てきて、1日30分弱のジョギングを始めることにした。初日、ジョギングをしてかなりショックを受けた。体力の低下を直に実感した。設定した目的地までたどり着けない。仕方がないので、限界まで走って、その後はウォーキングに変えた。授業やアルバイトもあったため毎日はできなかったが、週に2,3回のペースで行った。するとどうだろうか。1か月たったころ、目的地までどころか、そこから折り返して戻ってくるところまで走り続けることができるようになった。今は問題ないが、そのときは必至だった。走るペースも早くなったため、距離を伸ばした。
スクワットの3か月が終わるころ、体力もつき、走ることも好きになり、健康になった気がした。体重は徐々に減ってきていて、この時点では4キロ程減少した。これを継続してさらに2か月後には3、4キロ減った。現在は生活の環境が変わったことにより、同じような生活ができてはいないが、それを維持している。結果的に、このダイエット開始以前よりも体重を減らすことができた。さらに、食事制限なく運動し、体力をつけながら行ったため、以前よりも健康的になったことは間違いない。面倒くさいことはしたくないがダイエットはしたい。いきなり始めずに、私のように徐々に始め、モチベーションを上げながらやってみてはどうだろうか。