美しく歩く人だけが知っている意識すべき5つのこと
- 2016/3/17
立ち振る舞いから歩き方まで美しいあの人。「私と何が違うの?」と思っているあなた。もちろん、その人がもともと持っている遺伝的な特徴やその人なりの美しさを保つ秘訣はあるでしょうがそれらの人たちに共通するいくつかのポイントがあることをご存知でしょうか?今回はあらゆる動きの中から歩くことに焦点を当て、あなたがより美しく魅力的になるために意識しておくべき5つのことをご紹介。
1.白線の上を歩く
「まっすぐ歩きましょう」と言われた経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、その標語を具体的実践として最適に行う方法こそ白線の上を歩くことです。ここで大切なことはただ単に白線の上を歩くことではなく、骨盤から足をしっかりと前に出すことです。普段、そのような意識をせず歩いている人は下半身の筋肉が適切に使われていないことや体重の乗せ方が偏っていたことに気がつくでしょうが、多くの人が動かすべき関節を全くと言ってよいほど動かしていないために下半身太りや体が硬いといった症状を訴えていることにも気が付いてください。
ここではっとした人は今こそあなたの体と向き合うべき時なのではないでしょうか?
2.母指球に体重を乗せて歩く
母指球とは親指の付け根の後ろ部分であり、言葉の通り指の中のお母さん的存在のことです。母指球に体重を乗せると潜在能力を発揮しやすくなることから、あらゆるスポーツにおいて重要視されています。まずは、普段足の裏のどこに重心を置いているのか確認してみて下さい。踏ん張る力が弱かったり、内側の太ももの筋肉が足りないと感じているような人は特に母指球への体重乗せを実践することをおすすめします。
3.あごを引いて歩く
美しく歩くために大切なことはあごがしっかりと引かれていることです。あごを上にあげたり、あごがしっかりと収まっていない状態は見た目に美しくないだけでなく、発声にも悪影響が出ます。応援団やカラオケなどで高い音を出そうとしてあごが突き出し上に向いている状態を思い出して下さい。これらは筋肉が緊張し精神的にも力みをもたらしている状態です。この状態からは美しさが伺いにくいだけでなく、声帯にとっても良い影響がありません。
4肩甲骨で歩く
肩甲骨は天使の羽と形容されることがあり、美しく歩くために重要な要素の一つです。肩甲骨で歩くコツは肘を横腹より後ろで動かすこと、つまり、肘が横腹より前に出ないことがポイントとなります。もちろん本来は肩甲骨そのものを直接的に動かして欲しいところではありますが、関節の動きというのは連動していますから、肘の位置と動きを意識することによって肩甲骨をより機能的に動かしやすくしましょう。
5.背骨はSの字カーブで歩く
多くの人が「背筋をまっすぐ」と言いますが、自然な背筋を保つためには自分の背骨が横から見てS字を描いている必要があります。つまり、背骨をまっすぐにする行為は本来曲がっているべきところを無理矢理伸ばすために神経を圧迫してしまうこととなり、間違った姿勢を実践していることになります。