カフェタイム・2
- 2015/7/10
カフェタイムのお話2です。
さて今度はどんなお話にしましょうか?
☆占いが必要になる気持ち☆
人の数だけ悩みも問題もあるので、ここでは何故占いが、人類の発祥、起源とほぼ同じくらい長く続いているのかをお話しましょうか。
人生は、生まれてから死を迎えるまでなのですが、その中で自分の思い通りになるのはどんなことでしょう。
生まれたことは、自分の思い通りではないですね。
学業や仕事は、ほぼ自分の努力でしょうか。
健康については、半分半分ですね。
恋愛・結婚、それらもほぼ努力によって結果につながるのでしょう。
死については健康とか環境とかによるもので、ここも半分半分ですね。
こうしてみると、自分の責任、自分の行動の結果ということになると、かなり辛いこともでてくるのではと思います。
なので、人は、大きな問題になると、必ず確信が持ちたくなるのです。
どう頑張ればいいのか、今の自分で出来る最善策はどんなことかという悩みが多いのはいつの時代でも同じだったことでしょう。
では占いが当たるかどうかというのは、どうすればわかるのでしょう。
過去のことを当てられれば、やはりそれが本物という話になります。
または、未来の話を聞いて、その未来がくるかどうか、ですよね。
つまりここが大きな問題なのです。
良い未来を想像できる人は、そのまま占いをしなくても大丈夫な人です。
大抵の方が、不安や不満があって占いにみえるので、まずどんな未来が望みなのか伺います。
そして、その夢や希望が、叶うのかという占いをします。
お話を伺う必要があるのは、つまりそういうことです。
そこで先程のお話に戻ります。
皆さん、自分の努力でなんとかしたいということが、何故か無理な状態である時に占いたい気持ちになるようです。
それは良くわかります。
状態、環境、条件・・・そういった外からきた問題に、対応しきれないので、悩みや苦しみから何とか抜け出す方法を聞きたいということでしょう。
まずどうすれば、良い未来のビジョン、または夢が持てるようになるのか、から考えていきましょうか。
最初に必要なのが、体の健康です。
体が不健康なことで、意識下に自分を大切にしていないという思いが沈んでいることがあります。
なのでまず、自分の健康な状態を思い出しましょう。
それは土台になります。
それができたら次は、精神的な支えを強くしましょう。
それは、今まで自分が乗り越えられた苦労でもいいですし、人知れず頑張ってきたことでも良いでしょう。
それを自分の柱にしましょう。
もしもそれが実を結ぶのが夢であれば、柱になったことで余計に現実的になるでしょう。
この柱には根があるので、健康という土台に根を生やすことができれば、とても成長することでしょう。
柱というのは、神のことでもあります。
よく神を数えるのに、1柱、2柱というのですが、文字通り世界を支えているのが神ですね。
タロットでは、そういう神々のお話にかかるようなカードが沢山あるので、人々を支える柱というのが神と近い意味になっていたということです。
精神的な支えがどれほど大切かは、おわかりいただけるかと思います。
占いの世界は、人によっては必要ないものであると思っています。
そして時には、人々を支える役目もあったから、こうして残って来たのですね。
少しずつ健康になって、精神を強くしていければよいですね。
ではまた。(このお話はフィクションで実在の人物団体のお話ではありません。)